こちらでは、市川市内(主に国分・大柏・北方の北部地域)で新規就農を目指そうと志す方向けのご案内となります。
やり方がわからない、お金はいくらかかるの?作った野菜はどこで売るの?そんな疑問点や農家になるための知識やノウハウをご案内いたします。
農業研修の流れ
市川で農業を始めてみませんか。
当園では新規就農希望者向けの農業研修を受けることができます。農作業の基礎や作業内容の流れ、農業に関する知識を深めることが目的となります。農業研修から一人の農家として独立するまでの流れを説明いたします。
・農業研修を半年~1年受けます。もちろん、現在の仕事をつづけながら、休日に研修を受けることができますので、向き・不向きに合わせた柔軟な対応ができます。
・一通りの農作業ができるようになった時期に相談のうえ、当園が市川市役所 農業振興課および農業委員会と連絡を取り、新規就農希望者として紹介します。
・農業振興課に新規就農希望者として、農家登録に向けた書類の作成を行います。書き方などは当園と市役所で説明いたしますので、ご安心ください。
・農家登録ができた時点で農地利用権制度を利用した賃借農地の選定を行います。地主さんとの交渉は農業委員会および当園で行います。
・利用権設定が完了次第、農家としてスタートします。
農業研修について
ひとり立ちするまでの研修を紹介します。
農業経験がない状態で市役所や農業委員会などに相談しても農家になるのは非常に難しいことです。
当園で農業研修を行い、経験を積むことで農家認定に向けた研修を行うことができます。
園主自身、新規就農に向けて動き出してから約1年かかったので、1年程度を見込んでいただけるとわかりやすいと思います。農業の仕事自体は体力や労働時間が長く、定着率が低いので、研修を受けるからと言って現在続けている仕事を辞めてまで毎日研修を受けるのはオススメできません。そこで、週に1~3日の頻度で農業研修を受けるコースを用意いたしました。塾の感覚で参加していただければと思います。
当園の農業研修料金
1コマ(6時間) 3,000円となります。
1か月に4回受講で12,000円、8回受講で24,000円からとなります。
難しいと思ったら、いつでもやめることができますので、お気軽にご参加ください。
農家認定に向けて
農家認定はお得がいっぱい
研修の結果、新規就農を目指すことを決めた場合、農業委員会に農家認定を受ける必要があります。農家認定を受けないと、農地を借りることができません。
手続きとしては市役所の農業振興課に赴き、農業研修を受けた旨と農業者として志した内容を説明します。
市川市は原則、新規就農者は専業農家として従事する形となります。
農家認定を受けると以下の特典があります。
・畑など、農地の賃借が可能となります。
・市街化調整区域(原則住居などを建ててはいけない土地)に住居を建てたり、農業用施設を建てることができます。
・JAに正組合員として加入が可能となります。
就農後のアフターサポート
販売先やご近所付き合いなど
農家として認定され、無事に畑を借りることができたら、農家としての生活が始まります。
トラクターや軽トラ、井戸などがないと、何もすることができないため、準備が必要となります。
国分・国府台地区で就農するのであれば、当園のトラクターや井戸を利用することができます。軽トラの購入も、当園が中古車販売店を紹介いたしますので、ご希望がありましたらご利用することが可能です。
販売先は主に道の駅 いちかわ、JAいちかわが管理するスーパー(イオン大和田店など)、マルエイ風のまーけっと!、畑直組、ふなっこ畑などが中心となります。また、当園も参画していますJAいちかわ 直売組合への加入も可能です。